1979年、運営母体である近江商事創業。
近江商事はつけ麺大王のフランチャイジーを4店舗運営した後、1993年にオリジナルブランドである博多天神を新宿西口にて創業。(新宿西口店は2019年に閉店)
90年代の豚骨ラーメンブームにのっかり「安い、早い、替え玉一玉無料」のインパクトで渋谷、新宿、池袋、新橋など東京の繁華街で店舗を増やしていった。
かつては同じ街で数店舗を出店するというドミナント戦略をとっていたようだが、現在は店舗数が整理され新橋を除いて1エリア1店舗に落ち着いている。
博多天神へは飲みの〆につい吸い込まれてラーメンを食べた人も多いと思われる。自分も然りで、飲みの帰りに無性に食べたくなりつい訪問。
20年くらい前、博多天神の店員さんは訳アリそうな老人が主で、外国人は少数派だった記憶だが、今は外国人の方が多くなっている。
この博多天神は誰がなんの意思をもってどういう経営をしているのか自分の中でいささか謎ではあったが、昨日の訪問時にちょうどスーパーバイザーと思しき若めの男性が現れ、店員や店内の不衛生な部分や乱れをテキパキと指摘して帰っていった。(組織として当たり前だが)管理者がいたことに驚いた。
驚きながら、長年の謎の一部が解けたような気がして気をよくスープを啜ってたら、どんぶりの底の方から髪の毛が出てきた。自分のではなさそうだ。
もう食べ終わっていたので作り直しはいらないし、返金されてもなあ、と思い、何も言わずに帰ったが、どうすべきだったか今も少しモヤモヤしている。あの管理者の前で言うべきだったか。