• チャーシューメン並(950円)

  • 2021年2月1日(月)

    昨夜は在宅勤務を終えてからこちらの店を初訪問。

    こちらは昨年末に開業した「田上家」の2号店との事です。

    尚、平日は外食しない様に努めているのですが、先週末は外食が少ない事を理由に昨夜だけ解禁してしまいました(苦笑)

    19時18分に到着すると、店内には先客が2名のみの状況です。

    先ずは「チャーシューメン並」の食券を購入し、店員さんに「全て普通」と伝えて食券を渡すと待つ事4分ほどでラーメンが到着です。

    強めに乳化したスープには少量の刻みネギが浮いていて、中太麺の上にはチャーシュー、ホンレン草、海苔が乗っています。

    先ずはスープを飲んでみると、醤油の風味や塩味を適度に留めつつも動物出汁のコクや旨味を前面に押し出した味わいです。

    出汁は豚骨主体であるものの、鶏油が緻密に溶け込んでいる為に、豚骨の旨味に負けじと鶏のコクが舌に力強く伝わります。

    ただ、確かに「田上家」を彷彿とさせる味ではあるものの、総合的に「田上家」対比で若干ライト寄りな味わいに感じます。

    次に麺を食べてみると、家系の中では比較的細めな仕上がりで、尚且つストロークも家系の割には若干長めである様に感じます。

    ただ、麺が細めであるにも関わらず、スープの味わいがライト寄りである為に、スープの絡みには微かに欠ける印象を受けます。

    次にチャーシューを食べてみると、家系ではお馴染みの吊るし焼きで仕上げた豚腿肉の焼豚が若干薄めにスライスされています。

    肉質は燻煙の香ばしい風味を帯びていて、噛み締めると赤身に凝縮された旨味と共に脂身のコクや甘味が舌に素直に伝わります。

    食べ終えた感想ですが、家系としては大人し過ぎる印象が否めないものの、私個人的には万人受けする均整の取れた味わいに感じました。

    居酒屋が軒を連ねる商業ビルの飲食フロアに構える店ですので、飲んだ後でも食べ易い様に敢えてライトな味を狙っているのかも知れません。

    私的には自宅から気軽に行ける立地ですので、不意に家系が食べたくなったら改めて訪れたいと思います。

    ご馳走さまでした。