まろやかでライトな豚骨スープ。臭みはなくて、コクはそれなりにある。麺は自家製の細麺。硬め指定で好みの硬さ。
チャーシューは厚みのある豚バラ肉。柔らかくて味もしっかり染みており美味。もやしは茹でたもの。無料で増量でき、量が2倍になる。具は他にメンマ、長ねぎ、海苔。もやしの上に真っ赤な辛ダレがかけてある。
マイルドで癖のない豚骨ラーメン。
濃度は物足りないが、それを補うのが、フルーツや白味噌を隠し味にした辛ダレ。
タレのかかっている部分を全部スープに沈めて、ようやくピリ辛といった程度。辛さを期待すると拍子抜けする。
もう少し量が欲しいのが本音。辛つけ麺のように辛さが選べたらいいのに……
細麺はスープによく合うし、もやしを増量したおかげで、食べ応えもある。
最後は卓上のにんにく(おろしにんにくと刻みにんにくのMIX)を加えて完食。
ここも近所に濃厚豚骨スープが売りの、麺場 絆 1048という店が存在する。
同じ豚骨でも、あちらは正統派の豚骨ラーメン。こちらはスープがライトだが、様々な味のバリエーションが楽しめる。
野球で例えるなら、ストレートで押す本格派と、球速は平凡だが変化球で勝負する軟投派くらい違う。
まぁ、その日の気分や好みに合わせて使い分けようというお話。