• 醤油(850円)

  • 鶏と魚介でダシを取った鶏油味のスープ。表面には鶏油。ほんのり生姜風味。麺は細麺。適度にコシがあってだれにくい。
    チャーシューは2種類。豚は香ばしくて、適度な食感と脂身の量で美味。鶏は皮付きで柔らかく、肉厚でジューシーなもの。具は他に姫竹、小松菜、笹ねぎ、万能ねぎ、海苔。

    基本の一杯。素材の旨味に鶏油の風味、生姜でさっぱりと。麺はしなやかさとコシを兼ね備えたもの。
    逸品のチャーシュー2種類と、優しくて上品な味付けで煮た姫竹。食感もいい。
    小松菜は新鮮でしゃきしゃき。2種類のねぎと海苔が脇を固め、卒のない布陣。
    盛り付けも美しく、和食の技法を随所に感じる、ハイレベルな醤油らぁめん。

    筍ご飯(250円)は、横浜市金沢区釜利谷産の旬の筍をふんだんに使用したもの。
    筍は粗めの賽の目切り。細切りの油揚げ、にんじんと一緒に炊き込んである。やや硬めに炊かれており、お焦げは見当たらない。
    量は半ライスと同程度か、少し多いくらい。
    仕上げに三つ葉をひとつまみ。わずかな苦味と彩りがアクセントになる。

    出汁の旨味で食べさせる筍ご飯。人によっては、かなり薄味だと感じると思う。
    筍の風味を最大限引き立たせるためだとは思うが。非常に淡い味付け。だからこそ、三つ葉が映える訳だが。
    我が家の筍ご飯がいちょう切りなので、どうしても筍が細かく感じてしまう。
    4月27日からの期間限定。5月7日には終了している。ランチタイム限定。

    12時過ぎ着で、小上がり席は埋まっており、久しぶりのカウンターへ。熱帯魚の水槽の真正面が、個人的には特等席。

    2021年4月、麺類は70〜80円、和え玉は20円値上げ。トッピング、ご飯ものは据え置きか20〜70円値上げ。