• まぜらすた(720円)

  • 【ちゃんと家系の味がする】
    14:30過ぎの昼下がり。
    女性によるワンオペの店内は、「らすた」なだけにユル〜いレゲエが流れ、先客1名の落ち着いた雰囲気。
    目黒で仕事だったが、目ぼしい店が見つからず、インスタで見かけた投稿画像が印象に残っていた此方へ。
    家系の中太麺にほぐしチャーシュー・ほうれん草・葱と半味玉が載り、粉雪のようにパルメザンチーズが振りかけられた其れは、なんともジャンク心をくすぐる面持ち。
    麺は予めタレと絡めた状態で提供される。
    この中太麺・タレ・鶏油が家系テイストをしっかりと醸し出すのだ。
    ほうれん草とほぐしチャーシューを麺に絡め、ワシワシと食べ進めていく。
    スープが無いので変な感じだが、家系を食べてる気になってくる。
    3枚載せられた海苔が、逆にパリパリしてどう食べたらいいか分からなかった。
    ディッシャー1掬い分のほうれん草とほぐしチャーシューは、少量に見えて実は最後まで残る程にたっぷりだ。
    麺が全てを絡め取っていくので、追い飯をする程タレは残らない。
    麺量も多く、なかなかの満腹感。
    家系のまぜそばとは、エアポケット的なメニューだが、市民権を得る要素は充分に感じられた。