• 蒙古タンメン(820円)

  • 健康診断の後で錦糸町の中本に寄りました。
    蒙古タンメンの定食(¥1,010)を券売機にて購入して、「定食ってどんな組み合わせだろう?」とワクワクしながら待ってる間に店内を見回すと北極のお客さんが多い様でした。

    真っ赤なスープと必死に向き合う姿だらけの店内では、老若男女カがカプサイシンにスコープを合わせた「中本計画」が遂行される様はプロマネの有能さなのか?カプサイシンの魔力なのか?謎は深まります。笑笑

    「中本計画」の謎はさておき、ふと壁に貼られている「定食190円」を発見して、定食の謎は解明出来たので、報告します。

    【定食+190円】
    その内訳は「ごはん」+「中本の激辛麻婆豆腐」がサイドに追加出来るという、ライスにラーメンの上から麻婆ちょい足しをしたい派に応えたメニューでした。

    定番「蒙古タンメン」と組み合わせると、「麻婆豆腐」を別盛り追加した形になりますが、これはこれでしっかり食べれていいですね。

    定食部分を先出しで給仕されましたが、麺あっての定食なので、蒙古タンメンが来るまで手出しせず、紳士の嗜み「人間観察」をしつつ待ちました。

    蒙古タンメンのオペはBTSのダンスのような、「hotter」「sweeter」「cooler」「butter 」を難なくスムーズであっけらかんと熟す、リズムがグルーヴを生み出すかのようです。
    わかりやすく言うと、見た感じ簡単そうだけど、実際やってみたら、思ってたより難しいでしょこれ!という素早い流れ作業なのです。

    熱々のスープと野菜からいただきましたが、そこだけだと辛いという感覚がほぼ無いのです。(私は辛いものの耐性があるからかもしれないので、辛いのに敏感な方は「ぐはっ!」ってなるのかも)
    麻婆豆腐の部分が辛めかな?くらいの感覚です。
    定食の麻婆豆腐をごはんに乗せて絡めていただく、このちょっとした気遣い的な組み合わせが良いですね!正直なところ好きです。

    食べ進めて気がつきましたが、これは「中本計画」という食べ物の1つとして嗜むことで、いままで「ラーメン」というスコープの「麺の茹で上がり」や「スープの仕上がり」から解放された「カプサイシン」による至高の世界があるのです。

    つまり、「中本」というジャンルの食べ物と考えることで、美味しさを堪能させていただけたと言うことです。(スコープが「中本」なのか「カプサイシン」なのかも考えるのやめました)

    【結論】
    カップ麺の中本とは違うけど、カプサイシンのソウルはどちらでも活きてます。
    ラーメン🍜という概念から一歩先に進むと、中本グルーヴにのめり込める「中本マジック」が、お店でいただく一杯には込められてます。