• 地鶏を使った鶏白湯チャンポン(味噌)(1200円)

  • さぬきコーチンを使用した、鶏白湯のちゃんぽん。タレには自家製味噌を使用。麺は藤沢の名店「らぁめん鴇」の横山店主が打ったもの。自家製麺ならぬ他家製麺。平打ちの中太麺。量は150g。
    事前情報だと、10周年記念で入る具材も10種類って書いてあったんだけどなぁ……
    チャーシューは、箸でつまむとほろほろと崩れるほど柔らかい。味付けも美味。中華鍋であおった具材はもやし、キャベツ、豚肉、いか、にんじん、玉ねぎ、かまぼこ、コーン、さつま揚げ、あさり、海老。
    ほら、チャーシューを除いても11種類ある。もちろん、嬉しい誤算だけど。上から粗びき唐辛子が適量かけてある。
    併せて、ラー油の容器が一緒に出される。

    野菜と豚肉の旨味が溶け出したスープは、まろやかで非常に優しい味わい。
    "焼き味噌"のこってりした濃い味付けと比較して、同じ味噌でもこうも違うのかと驚かされる。
    麺は長崎ちゃんぽんを彷彿とさせる、柔らかめだけど美味しいもの。
    具材はたっぷりで言うことなし。豚肉は大きいし、野菜はしゃきしゃき食感。適度な焦げ目が香ばしく、素材本来の旨味が引き出されている。
    コーンの甘さや、いかの量と適度な弾力。まぁ、個々の具材について語り出すときりがないので、この辺で止めておくが。

    ラー油はちゃんぽんに合うので、中盤から適時回しかける。ちょっと入れすぎたσ(^_^;)
    席数に対して容器の数が足りてないようで、了承を得た上で他の客のところへ。そこは譲り合いの精神で。
    最後は卓上の一味唐辛子を振り入れて、スープまで完食。底には黒胡椒が沈んでいた。

    いや、美味いわ。中華鍋振らせたら腕が立つのは知っていたが、さすがの一言。ちゃんぽん専門店にも一切引けを取らない。
    着席して待っている間にも、ガコンガコンと中華鍋が五徳に当たる軽快な音がする。
    野菜や味噌ダレに火が入り、漂ってくる香ばしい匂いに嫌でも期待が高まる。
    そして、それを一分たりとも裏切らない、素晴らしい一杯が出てきた。

    ラーメンWalker限定。 7月5日、6日、10日、15日、26日、27日各30杯限定。
    なお、タレは2日ごとに塩→味噌→醤油と変更される。なので、次の15日も味噌味。
    11時5分着で8人待ち。開店時は少なくとも20人以上になっていた。
    限定の注文が続くと調理に時間がかかると見えて、提供は11時56分。
    ある程度待たされるのは覚悟の上で。