• 涼至和えそば(1400円)

  • ラーメン大至、今年の夏麺新作「涼至和えそば」を発売初日に頂いてきた。

    春のつけ麺乱打で登場した新作「大黒本しめじシラスおろし塩つけ麺」から派生した作品で、つけ麺の材料から夏麺を作れないかと言う発想から試作したものをブラッシュアップを重ねて商品化にこぎつけたもので、シンプルなクラシックラーメンを信条としつつ数々の奇抜メニューを編み出してきた大至さんの発想力と、一見奇抜と見えるアイデアを美味なご馳走に仕立て上げる計算力が物を言う、理数系ラーメンの実力を証明したようなメニュー。

    冷ではなく涼の文字を使い、大至の至を合わせた「涼至」(りょうし)というネーミングも目新しく、シラス、おろし、紫蘇、揚げ玉、キノコで美しく飾られた麺をかき混ぜて啜ると、なるほど!最初に感じるのは確かに「涼」である。

    固めに締められた麺に様々な具材の歯応えがミックスされ、噛む事に意識を持っていかれる。

    そして、あとから追うように強くは無いもののしっかりとした塩ラーメンの様な塩味が付いてくる。

    和えそばだが汁量はやや多めで麺が乾かない様に、またスムーズに啜れる様になっている。

    残り汁もしょっぱすぎない為、取り切れなかった具材と一緒に飲み干せる。

    これは爽やか、そして美味い。

    ただ、ラーメンや冷やしつけ麺の様に「飲めるスープ」が無い為、麺量の少なさをカバー出来ず、些か物足りないのも確か。
    正直もっと食べたい味だし、大盛り対応をしてくれたら嬉しいかな。