■春木屋郡山分店流
"郡山ブラック"
第3弾は 荻窪中華そば 春木屋の1番弟子・2番弟子・3番弟子が集結する「春木屋郡山分店」の1番弟子 手塚英幸さんが地元郡山の郷土ラーメンであり名物でもある「郡山ブラック」に挑戦します
春木屋郡山分店の店主・手塚英幸さんが挑むのは 「郡山ネオブラック」系の一杯です
近年は「郡山ブラックはありませんか?」という声が後を絶たず 系列店の「角麺」や「ぴーちゃん」でも独自の郡山ブラックが提供されるようになりました そこで今回 手塚さん自身も春木屋の個性を活かしつつ 郡山の人々に愛される一杯を目指して挑戦に踏み出しました
その鍵となるのが「醤油ダレ」 長年継ぎ足してきた春木屋のかえしに 特製醤油で煮込んだチャーシューダレを合わせ さらにフランス料理の技法"ガストリック"を応用 砂糖と酢を煮詰め メイラード反応によって生まれる香味成分が 深みとコクを引き立てます 手塚さんは「郡山の人は少し甘めの味が好きなので この技法を取り入れました」と語ります
スープは 春木屋のスープだけでは煮干しの風味が強すぎるため 鶏ガラスープをブレンド さらに強火で炊いた鶏スープを加えることで より力強い旨味を実現しました 結果として ほのかに春木屋の面影を残しながらも 鶏の旨味が重なった新しい郡山ブラックへと昇華しています
脂には 鶏油をベースにラードを合わせています
麺をすすった瞬間 鶏油ならではの芳醇な香りがふわりと広がり 口いっぱいに旨味が染み渡ります
麺にも大きな違いがあります
春木屋郡山分店が使用するのは 低加水の中太手もみ麺(#20) 一方 郡山ブラックには加水率38~42%の多加水ストレート細麺(#22)を使用 もちろん春木屋同様 自家製麺です(ホームページより)
店舗名:
ラー博Limited第3弾
「春木屋郡山分店」
開催日:
2025年9月13日(土)~15日(月)
場 所:
新横浜ラーメン博物館 地下1階
「ラー博Limited」