貝出汁そば（1000円）

珍しく残業した仕事帰りの20時ちょい前、通勤バスを途中下車して西院近くのこちらに訪問。
先客に女性が別々で2人、小洒落た店内で違和感なし。
店主は大阪の鶏soba座銀出身らしい…行ったことないけど。
鶏白湯もあるが貝出汁がウリで、夜限定で特製にすると修行先で学んだ肉寿司が無料でつく。
夜に満腹になりたくないし、初訪なので貝のデフォをポチ。
着丼すると貝出汁特有のキラキラ清湯が美しく、期待が高まる。

スープを一口、おいしい。
ただ思ったほど貝の旨み濃度は高くない。
良く言えばとてもあっさりで、悪く言えば物足らない…削られた柚子が影響してんのか。
麺は京都のあそこのやつ、中細ストレートで程よいコシがあり悪くない。
大判のレアチャーシューが2枚、そのままだと噛み切れない苦手なやつ。
スープに浸して加温すると、柔らかジューシーでとてもおいしくなる。
ハマグリもまぁまぁの大きさで、噛めば旨みが口に広がりとてもおいしい。
キャラメル型メンマや芽ネギ使用など、随所にこだわり見える。
スープの旨み濃度は後半にかけ上がってくるがそれでも物足りず、味変用についてくるバジルオイルを少量加える。
ガラッと味が変わり、これはこれで良い感じ。スープ完飲でフィニッシュ。

まぁまぁ。
旨み抽出が物足りず、私が求める貝出汁ではない。
ボリュームそんなに多くないはずなのに、食べ終わってからの胃もたれが謎にあった。
あまりない経験で、たまたまなのか？
スタッフの接客はとても良くて、そこに不満は一切ない。
もう一つの看板である鶏白湯や限定もあったので、再訪してジャッジしたい。