• 台南ピリ辛汁麺(1000円)

  • 動物系ベースの醤油味の辛口スープ。香味油でスープが赤黒い。麺は縮れた細麺で伸びにくい。中華料理屋の麺とも違う、コシのある独特なもの。
    肉そぼろは刻みねぎと和えたもの。中華独特の香辛料が効いており、スープに比べると甘く感じられる。これは後乗せかな?
    具は他ににら、もやし、刻みねぎ。あとは赤唐辛子が5、6本。中華鍋で炒めてからスープを加えたのか、色が赤黒い。

    序盤はラー油の風味が強く、麺に絡んでかなり辛く感じる。とはいえ、刺々しい辛さではなく、優しい辛さ。
    肉そぼろはたっぷり山盛り。粗びき肉で食べやすく、刻みねぎの食感がアクセント。
    後半になると辛味が薄れてきて、スープからは炒めた香ばしさと旨味が前面に出てくる。
    こうなればしめたもの。底に沈んだ肉そぼろと刻みねぎ、香辛料もろとも完食。
    赤唐辛子もバリボリと食べてしまった。見た目ほどは辛くない。

    ランチメニュー。店頭の黒板にもメニュー表にも記載はないが、単品ではなくセット。
    サラダの内訳はレタス、コーン、紫玉ねぎ。フレンチドレッシングがかけられている。
    ザーサイは刻んだもの。市販品に似てはいるが、その実全然違う上品な味付け。
    前者は辛味を和らげるために間に挟み、後者は箸休めにつまむ。ライスは言えば貰えたのかな? あと、とろろがなくなった。
    頃合いを見計らって、食後のアイスコーヒーが出される。ガムシロップとクリーム付き。
    これだけ付いてこの価格なら充分に満足。

    2019/7/20OPENの新店。
    戸塚の店を4/20で閉めて、地元の茅ヶ崎に移転した。それでも、マスターの料理と人柄を慕って、通うファンが多いのも頷ける。
    そのマスターからは、「戸塚の時にいらした方ですよね?」と。
    ……おかしいな、そんなに特徴のある顔ではないはずなんだが?(  ̄3 ̄)~♪
    ここはラーメン屋というより、純粋に中華料理を食べに行ってほしい店。
    マスターは中華の名店を渡り歩いただけあって、腕の方は折り紙付き。それでいて、非常に腰が低くフランクに接してくれる方。
    麺屋BISQからの連食。