• 特製ごまの辛いそば(1180円)

  • 2021年9月4日(土)

    本日はニボ美のリクエストでこちらの店を訪問です。

    彼女が「ごまの辛いそば」のカップ麺を食べた所、想像以上に美味しかったので店の味を試してみたいとの事です(笑)

    先ずは私1人で8時に到着し、12番の整理券を得ると共に私の「特製ごまの辛いそば」とニボ美の「からいつけそば」の食券を購入しました。

    そして、ニボ美と駅前の「ドトール」で合流し、LINEの呼び出しと共に店に戻って席に着くと待つ事僅か3分ほどで待望のラーメンが到着です。

    茶白色のスープには辣油が所々浮いていて、全粒粉入り中細麺の上にはチャーシュー、味玉、メンマ、刻み玉ネギ、白髪ネギ、海苔が乗っています。

    そして、白髪ネギの上には唐辛子や山椒の粉、白胡麻が散りばめられると共に辣油が掛け回されています。

    先ずはスープを飲んでみると、醤油の風味や辣油の辛味と共にペースト状に挽いた胡麻やナッツのコクが口の中に広がります。

    出汁は「中華そば」と共用と思われますが、胡麻やナッツのペーストが主体である為に出汁の存在感は些か希薄である印象です。

    ただ、スープからは魚介的な風味を殆ど感じない事から、こちらの名物である魚介の追い出汁は行われていない様な気がします。

    一方、胡麻やナッツのペーストはきめ細かな仕上がりで、スープがサラリとしている割には胡麻やナッツのコクや旨味が舌に極めて鮮明に伝わります。

    尚、スープからは微かに味噌の風味や加糖の甘味を感じる事から、恐らく胡麻やナッツのペースト以外にも豆板醤が若干使われている様な気がします。

    次に麺を食べてみると、低加水寄りの中細麺が若干硬めに茹でられていて、靱やかな歯応えと小麦粉の風味を見事に兼ね備えています。

    そして、麺にはスープが存分に絡み込み、噛み締めるとスープのコクと麺の甘味が混ざり合う事で味わいに一段と深い奥行きを与えます。

    次にチャーシューを食べてみると、何時もの豚腿肉や豚バラ肉の煮豚以外にも刻みチャーシューが入っています。

    ただ、チャーシューに関しては何度も記録しているので、今回のレビューでは詳細についての記載を割愛致します。

    そして、白髪ネギを麺に絡めて食べてみると、ネギの甘味と山椒の風味が加わる事で、味わいに一層膨らみやスパイス感が増す印象です。

    食べ終えた感想ですが、構成的には坦々麺に似ているものの、味わいは至ってラーメン寄りに仕上がっていて、オリジナリティー溢れる極めて素晴らしい味わいでした。

    尚、ニボ美は「からいつけそば」のあまりの美味しさにスープの温め直しをも忘れて黙々と麺を啜っていました(笑)

    改めて訪れる機会があれば、次回は私も「からいつけそば」を是非試してみたいと思います。

    ご馳走さまでした。