• 特製中華そば醤油(980円)

  • 「どでかっちゃん」でラーメンをつくっていた国光さんの店ということで気になっていた。土曜日の12時頃着くと、ほぼ店は満席。その後は、少数の待ちも生じていた。
    食券機の左上の原則で特製中華そば醤油を注文。
     席が入れ替わったばかりのようで20分以上後で着丼。オペレーションには課題あり?
    これでもかと盛り付けられた丼が登場。でも、今一洗練されてないぞ……。
    スープを啜る。おっ、意外と美味い。鶏ガラ・浅蜊・ホンビノス貝を合わせた清湯スープは、確かに複雑な旨味を感じる。
     麺は、全粒粉のストレート中細麺。加水率は低めで、シコシコした食感。これも悪くない。
     具は、3種の叉焼。低温調理の叉焼・鶏叉焼・角煮的な豚バラ叉焼。2種のワンタン。海老と豚肉のワンタン。豚肉のワンタンはやや臭いが気になる。海老は美味かった。他に、極太メンマ・煮玉子・葱。テーブルに置いてあったルービックキューブを1面組み立てたら海苔もサービス。はっきりいって、具を盛りすぎ。食べ進うちにいろいろな味が混ざり合って、どんどん濁っていく。一生懸命勉強しているようだが、流行のものを足し算しても、美味しくはならない。最初は美味しいなと思っていたスープも、最後は濁った味になってしまった。味玉も、ゆで玉子?と思うようなもので残念だった。足し算から引き算ができるようになったら、よい店になるかもしれない。