• 得勢つけ麺(1000円)

  • 都内のメトロ圏内で夕飯を食べようと思い、いくつかの選択肢の中からこちらへ。豚骨魚介のつけ麺の有名店は、なぜか東京だと東側にしかない気がする。二年前、はじめてこちらを訪れた時は、まだ食べ歩きを始めて間もない頃だった。その時に、(広義の)とみ田系列のつけ麺を初めて食べた。その味に感動したのを未だに覚えている。
    麺は心の味食品のヌチヌチ極太ストレート。擬音が正しいかは知らん。大きい器にきれいな麺線で、食べてみると小麦の味が口の中に広がる。コシの強さからか、終盤は顎が少し疲れる。つけ汁は王道の豚骨魚介。宗田節の味を強く感じるが、底の魚粉の量は少ない。豚骨はしつこくなく、意外とさっぱりしている。また、以前食べた時に感じた独特の柚子の酸味感は薄れているように思えた。そして粘度がかなり高い。ドロドロ。麺も極太だけに絡みつき方がすごい。普段よりも麺につける面積を減らして対応する。終盤には卓上の酢を入れてよりさっぱり食べる。チャーシューは豚がバラ肉と炙りの2種。炙りは既に味がついているのでそのまま味わう。濃厚な甘だれが美味しい。バラ肉は冷えていて、つけ汁に浸して頂く。味玉はローストタイプ。
    最後はスープ割りで頂く。追加で甘めのネギと鰹出汁が投入されたスープをズズ、も啜る。