思い返してみれば、以前に訪れたのは果たして何年前になるだろうか??覚えている限り自分がまだ二十歳になる前だったと思う。
暖簾も看板もない、臨時営業してるのかな?と思わずにいられない店頭の佇まい。うっすら覚えているようないないような、そんなくらいでラーメンの味など記憶の片隅にも無い。そんな自分が何故今日また行く気になったのか、自分でもよく分からない。敢えて言うなら、幾ばくかの気まぐれと何%かのノスタルジーだろうか?
ほとんど新店に行くような心地だよ。
メニューはラーメンとライスとビールのみ。昔は餃子とかもやってたのかな?卓上のラー油がその名残を残している。
濃い色のスープだけど、塩分はそう強くない。油っ気もない。見た目より中身はかなりあっさり。
麺は昔ながらの縮れ麺。少し太めで茹で加減は少し硬め。
チャーシューは脂分が少なく、しっとりとした歯応えがある。油臭さはなく奥歯で噛み締めるとしっかり肉の味を感じる。
油や脂とは無縁の昔ながらの中華そば。ニンニクやショウガとかの分かりやすいものも無く、胡椒との相性がよく、もう少し塩分が強かったらライス頼みたくなる感じになるのも分かる。
ただ自分には店のウリが感じられない、旧態然とした無個性のラーメンに見えてしまう。うまいともまずいともなんとなく反応しづらい。ただ昔からある、それを自分は知っているという単なる感傷しかない。
う〜ん💦💦と唸るしかない。多分昔も今も食べて出た時の感想が同じなんだろうな😒