今回いただいたのは
背アブラノ神さんの「神ジロー」。
まず着丼した瞬間、丼いっぱいに広がる背脂の海と、その上に鎮座する美しいレアチャーシューに思わず目を奪われます。ジロー系らしい迫力はありつつも、どこか上品さを感じさせるビジュアル。これはただの“ガッツリ系”ではないと、一瞬で分かります。
一口スープをすすると、想像を良い意味で裏切る煮干しテイスト。
ジロー系=豚の暴力的な旨味、という先入観がありますが、こちらは煮干しの香りとコクが前に出ていて、背脂の甘みと見事に調和。重たいはずなのに、後味は意外なほどスッと引いていき、飽きがこないのが最大の特徴です。
「ジローなのに、もう一口…」とレンゲが止まらなくなる危険なスープ。
麺は、いわゆるゴリゴリのワシワシ麺ではなく、程よくコシがありつつも食べやすいタイプ。煮干し×背脂のスープをしっかり持ち上げてくれて、最後までバランスが崩れません。重すぎないので、量はあっても意外とスルスル食べ進められます。
そして特筆すべきは、
+30円のバラ海苔トッピング。
これはもう必須です。
磯の香りが一気に立ち上がり、スープに溶け込むことで風味が激変。途中から投入すれば、まさに味変の神アイテム。煮干し×海苔×背脂という、ありそうでなかった黄金トリオが完成します。
レアチャーシューは、しっとり柔らかく、噛むほどに肉の旨味がじんわり。背脂のコクに埋もれず、しっかり存在感を主張してくるのも好印象です。
正直に言って、
「ジロー系でナンバーワン」
という評価も全く大げさではありません。
ガッツリ好きも、煮干し好きも、どちらも唸らせる完成度。
これは間違いなく、“神”の名にふさわしい一杯です。