スマホがない頃にバイクを飛ばして食べに行った土佐っ子の記憶をたどりながら、開店10分前で待ち人が1名の後ろに並んで炎天下攻撃から出る汗を拭いた。オーダーして作り方を見ていたら丼にタレを入れて直ぐと麺を丼に投入した後と、最後に具材を乗せてからの3回に分けて大量の背脂を振りかけていた。提供されたチャーシューメンはあの頃よりも凄まじい背脂感で超コッテリ。醤油ダレは丼の底に沈んだままになっているので着丼したら天地返しが必要だ。チャーシューは脂身がついているタイプで周りの味が付いているとこが旨い。麺はあの頃と変わらないものだが柔らかい茹で具合だった。もうちょっと出汁感があれば再現度は上がると思う。大人になったせいかもしれないが背脂がかなりキツかった。池袋のお店も一度食べたがどちらも伝説のお店からは少しずつズレがあるように感じた。