• 特そば(800円)

  • 【飾らないネッチョリスープ】
    会社同僚が突然
    「今日ラーメン食いに行こう!」
    と誘ってきた。
    ラーメンを誘われると大概断れないオレは、以前から目を付けていた「麦と麺助」へ行こうと思ったが、昼のみの営業である事から断念。
    そこで最近ブックマークしたばかりの和歌山ラーメンへ。
    意外な事に、大阪エリアにはあまり和歌山ラーメンの店が無く、現地で幅を利かせている「丸高中華そば」が三ノ宮にある為、いつか遠征しようと思っていたのだ。

    オジサン2人で電車に揺られる事30分。
    坂を上がって10分くらい。
    バス通り沿いにあるこの店は、入れ替わり立ち替わりお客が入ってくる人気店だ。

    早寿司は置いていないものの、千代巻の入った橙茶色したネッチョリしたスープの上に、花びら調に広げられたチャーシューが8枚。
    それとメンマ・葱というラインナップだ。
    千代巻とはナルトのように見えるが蒲鉾で、和歌山地場食品を普及させる為に、これが入れられるようになったそうな。

    黄身がかったストレートの細麺は、適度な硬さを残した茹で加減。
    記載はなかったが、硬さのリクエストが出来るようだ。

    口唇にペカペカが残る程に粘度のあるスープは食べ手を選ぶが、これが食べたかったのだよ。
    醤油ベースの豚骨スタイルは、この丸高が本家なのだそう。
    後で腹にドシンとくる事も厭わず完飲完食。

    近所に和歌山ラーメンの店が欲しいぜ!