高田馬場駅から早稲田通りを小滝橋方面へ登り、スーパーオオゼキの向かいの路地をちょっと入ったところにある坦々つけ麺専門店…と言いつつ、冬なので坦々麺も現在あります。
担々麺の文字にすぐ飛びつく私が、たまたま通りがかりで見つけちゃったので即突撃。
そして入ってすぐの食券機のメニューを眺め。
今回は並盛の担々つけ麺を軸に、トッピング3種を選べる得選をチョイス。
麺は2種類から選べて平打ち、選んだ3種トッピングは、しめ煮卵、パクチー、海苔でお願いしました。あと辛さも1から3まで選べるので3辛でお願いしました。更に辛くも出来ますが4辛以降はひとつ辛さを上げるごとに+20円となります。
あとこちらのお店のLINEのショッピングカード登録するとトッピングが更に一品付けられるとのことで、即登録のうえパクチーを更にお願いしました。
因みにこのショップカード、2回目の来店だとトッピング2種類、最終的には6種類と得選の意味が全く無くなる位までいけるようになるそうなので、行くなら即ショップカード登録したほうが良いです。
さて、店内は狭めでカウンターのみ。5・6人でパンパンになっちゃいます。
でも客は呑みの締めで訪れるのが多いそうで朝5時くらいが混雑ピークらしい。
なので三連休真ん中の19時に訪れたんですが前客も後客も一切無しで堪能できました。
多分他の日もそんな感じみたいなので、普通のディナータイム訪問なら落ち着いて食べられると思います。
そんなこんなで着丼。
麺皿に入った肉味噌がこんもり盛られた穴開きスプーンをつけスープに溶かすと坦々風味が出てくるそうなので、まずそれを溶かさずスープを飲んでみます。
見た目は真っ赤ですが、かなりあっさりスッキリとした魚系スープです。割にこれで完成してるようにも思っちゃうくらいに旨い。
それもそのはず、実はこちらの漁〆(ごしめ)さん、中野の藤丸が味の監修してるんです。
その話を店主さんから聞いてすごい納得。
だからこの味なのね~。
あと場所柄、さっきも書いたように呑みの締めに訪れる客が多いので、濃い味を避けたというのもあるらしい。
麺は、見た目と食感+中野の藤丸監修でピンと来て、「大成食品ですか?」と聞いたらビンゴ。今まででそこまで言ってきたお客さんは3人程しか居ないらしい。
なーんか大成食品ぽい感じがしたんですよね…麺。
で、この麺を肉味噌溶かす前のつけスープで食べてみます。
正直もうなんかこれで良いような気がします(笑)。十分旨いんだもん。
スッキリとした魚系スープに太ちぢれがしっかりスープを絡め取ってくれてかなりバランス良し。
ここから坦々風味にしなくても全然イケルなぁ…とか思う。
でもまぁ坦々風味にしてこその商品なので、肉味噌をスープに溶かして味わってみます。
なんだろうなぁ…胡麻感はあまり無いので、王道坦々風味を想像すると全く異なる。
で、3辛でもピリ辛程度、最初のあっさりスッキリ魚系風味は変わらず居るので、広島系とも違う。無論ニュータンタンや勝浦系でも無い。
独特の中野藤丸系坦々…といえば良いのか…な?
旨いんですけどね、もちろん。
あとパクチートッピングがめっちゃ合う。嫌いじゃなかったらパクチートッピングはおすすめ。
最後にスープ割で完飲。
そしてこのスープ割がなぜか凄い旨い。
店主さんに聞いたら3種青魚からちゃんと出汁をひいて作ってるそうで、このスープ割にちょっと塩入れたらそれでお吸い物として十分成立するくらいに旨かった。
いやぁ…なんかほっこりしたディナーだったなぁ…。