• 担担麺(900円)

  • 2022年8月22日(月)

    昨日は神戸で仕事を終えた後にこちらの店を初訪問。

    こちらはコンサルとしても著名である「島田隆史」氏率いる「OMO」の系列店です。

    都内にも支店がある事からさほど乗り気ではなかったものの、他に惹かれる店も無かった事から消去法でこちらを選択しました(汗)

    13時40分に到着すると、店内では7名の先客が席に着いている状況です。

    先ずは「担担麺」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと辛さの選択を問われました。

    若干悩んだ末に「中辛」と伝えると、待つ事4分ほどで待望の汁無し担々麺が到着です。

    太平打ち麺は予めタレで和えられていて、その上には肉味噌、フライドオニオン、ナッツ、水菜、柴漬け、粗切り玉ネギ、一味、山椒粉が乗っています。

    また、器の底には結構な量のタレが潜んでいて、レンゲで少しだけ掬い取って味見してみると、甘めな醤油ダレと芝麻醬を混ぜ合わせた様な味わいです。

    一方、肉味噌を味見してみると、豚挽肉はパサ付く事なく肉汁に溢れていて、味付けは甜麺醤と言うよりも甘めな醤油ダレで施されている様に感じます。

    そして、全てを混ぜ合わせて食べてみると、タレの旨味に対し辛味や痺れのみならず様々な具材の風味が寄り添う事で味わいに複雑な奥行きを与えます。

    尚、スパイスは辛味よりも山椒から来る痺れが強めに効いていて、都内の支店で食べた時よりも八角が控えめである一方で仄かな魚介の風味を感じます。

    因みに、具材の中では玉ネギと柴漬けの存在感が際立っていて、玉ネギの甘味や柴漬けの酸味が時折伝わる事で味わいに清々しいアクセントを与えます。

    食べ終えた感想ですが、非常に良く出来た担々麺ではあるものの、とは言え私個人的には感動や衝撃を覚えるほどのインパクトは感じられませんでした。

    辣油と山椒に芝麻醬を組み合わせると、やはり似通った味わいに落ち着きがちなのかも知れません。

    改めて訪れる機会があれば、次回は芝麻醬が使われていない「香醇」を是非試してみたいと思います。

    ご馳走さまでした。