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Kodohisa
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京紫灯花繚乱
東京都
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京山椒薫る塩中華そば(930円)
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宅麺にて取り寄せ。灯花グループの3号店。新メニューが発売されたのでついつい。
鶏系に煮干や昆布が加わった穏やかで丸みのあるスープ。塩ダレも尖っていない。スープに口を付ける前から山椒が鮮烈に香る。時間差で気付くのだが、この山椒が。。
京都の麺屋棣鄂製の細ストレート麺は特注品らしい。ツルツルモッチリで、棣鄂としては珍しいタイプ。やや加水多めなのかプリっとしていて、結構個性的な麺。
メンマはやや太めの材木系が3本。柔らかくて味付けは丸いがしっかりめで美味い。バラの厚切りチャーシューが2枚。結構強めの食感と味付けで、白ご飯のおかずになりそうなタイプ。
さて麺とスープを一口、二口と食べ進めると、当初爽やかに香っていた山椒が暴れ始める。ビリビリと舌先が痺れ、味覚がズレてくる。
広島で人気の汁なし担々麺のあれ。ただし担々麺のは中国の花椒。こちらは京山椒とあるが本当なのだろうか。香りや痺れ方は中国製の青山椒に良く似ている。
せっかくの優しくて綺麗な鶏塩スープが山椒に全部持っていかれる。花椒を口にした後に水を飲むと、水ですら味変を感じるが、正しくその状況。
担々麺や汁なし担々麺、麻婆豆腐とかならシビレも大好きなのだが、この穏やかなラーメンに果たしてそれが必要だったのか。
疑問を感じつつ、口中シビレまくって完食。丼底にはたくさんの山椒粒が。。ご馳走さま。