• らーめん(720円)

  • 2019年オープン。
    SNSでちらほら見かけていたBM店。
    新御徒町に来るのも珍しいし連食訪問。
    (きちんと昼休憩1時間以内に収めた。)

    前情報では浅草の与ろゐ屋と富士らーめんを経て
    同じ台東区にオープンした模様。
    下町感を漂わせる町並みに溶け込み
    派手ではないものの、そそられる外観。
    東京ラーメンとの触れ込みや如何に。

    初見左上の法則もあり、ラーメンをオーダー。
    ランチタイムは小ライスもつけられるそうだが、
    連食ということもあり控えることに。

    提供された一杯はまさに正統派のラーメン。
    柚子の黄色が鮮やかな以外は、正統派も正統派の陣容。

    スープは鶏豚の旨味がじんわりと引き出され、
    野菜由来だろうか優しい甘さも感じられる。
    何も飛び出させない素朴さがしっかり楽しませてくれる。

    麺は浅草開化楼の細縮れタイプ。
    テンポよく小気味よく啜る愉しさを体感できる。
    絡まった柚子皮を巻き上げたときの、
    鼻から抜ける爽やかさもたまらない。
    この飾り気のない麺こそが実は幸せなんだと思う。

    大判のチャーシューは提供前に炙られており、
    その香ばしさもさることながら、
    噛みしめる肉質や品の良い風味が素晴らしい。

    柔らか食感のメンマもよきアクセントだし
    ネギの主張しすぎない感じもまたよき。

    いい意味でどこにフォーカスしていいかわからない。
    だけど堅実に美味しいラーメンがここにあった。