• ホタテとアンチョビバターの和え玉(ハーフ)(350円)

  •  12時過ぎに来店。小料理屋風の佇まいの戸を開けると、カウンターと小上がりの和の空間。清潔な店。店内は、7人程。カウンターに座り、オマール海老と甘海老の合わせ蕎麦を頼む。
    5分程で着丼。レアチャーシューがこんもり盛られ、美味そう。
     スープを啜る。ガツンと海老が香る。オマール海老と甘海老から取った海老脂が表面を覆う。ビスクのよう。追って、煮干しの旨味と香りが来る。煮干しの臭みはなく、丁寧に出汁がとられている。
     麺は、低下水率の中細ストレート麺。パツンとした歯切れと、シコシコした食感の麺。三河屋製麺製らしい。煮干しラーメンには、定番の麺。
     具は、レアチャーシューが花のように盛られている。シットリとしていて、噛むほどにロースの旨味が拡がる。他に、玉葱の微塵切りと青葱。玉葱の微塵切りも鉄板。
     食べ終わる直前に、ホタテとアンチョビバターの和え玉を頼む。2分程で届く。麺には、タレと煮干し粉がかかる。そして、ホタテとアンチョビバターのムース状のものご添えられている。玉葱の微塵切りと青葱。よく混ぜて啜る。美味い!これだけで最後まで行ける。ホタテの甘味、アンチョビの塩味、バターの風味を麺が纏って、複雑な味に。
     せっかくなので、半分はスープに投入。海老の方が強いが、ホタテ・アンチョビ・バターの風味が加わり味が変わる。
     スープが3種、和え麺ガツンと3種あるので、組み合わせて楽しめそう。木更津には貴重な味なので、是非応援したい。