オタテ塩（1000円）

鶏清湯のスープは、小樽産ホタテ(オタテ)などの魚介系の出汁と相まって、とても上質に仕上がっている。麺は、中太ストレートだが緩いウェーブがかかっている、もちっとしていながらも最後まで伸びない。きちりんさんのいつもの塩ラーメンのダシを少し魚介濃いめにして麺はいつも通りな感じ。トッピングは、ボイルした甘エビ2尾と大振りのホタテ、ワカメ多めの海藻、コーン、ナルト、細切りメンマ、ネギ、麩。麩が上質のスープを吸って、かなりいい感じ。甘エビはヒゲが切られていて、ホタテも絶妙な火加減で丁寧な仕事ぶりが感じられる。コーンはなくてもいいかなと思ったのだが、スープに微妙な甘みを出している。得した気になれる一杯。一緒に頼んだチャーハンは珍しく、ごはんを柔らかく炊き過ぎたようで、いつもより、ベタっとした出来。これが今回の残念ポイント。ごちそうさまでした。