• 濃厚煮干中華(750円)

  • 子供の部活動送迎のついでに五所川原で朝ラー。五所川原は朝ラー文化が定着していないのか土曜だというのに人はまばらだ。

    メニューは弘前の文四郎とほぼ同じ。辛味噌中華がレギュラーメニューになっていた。

    厨房には店主のマジシャン山崎さん。
    食券を渡すと手際良く丼を完成させ、5分とかからずに配膳。

    煮干の欠片がキラキラと輝く煮干全開の灰汁色スープはかつてのたかはしを彷彿とさせる。動物系出汁のくどさやエグ味を抑えていて、弘前店で以前にいただいたときに比べるとかなり洗練された印象を受けた。塩分濃度も丁度良く、後味もすっきりしていて完汁必至。素晴らしい。

    麺は多加水タイプの中細縮れ麺。角切り麺に縮れをつけた独特のチリチリ食感が特徴的である。

    チャーシューは大部分が混濁したスープに隠れていて見えないが、厚手のももチャーシューが2枚と、細切れ〜ブロック状になったものが5、6片入っていてなかなかボリュームがある。

    茶色く染まった太メンマは然程しょっぱくなく、ゴリっとした太メンマらしい食感を残しつつも、簡単に繊維を噛み切れる柔らかさ。メンマ増し(50円)は別皿で提供される。50円でこのサイズのメンマが+4本はお得だろう。

    弘前店も同じクオリティなら定期的に食べに行きたい。★4.5。