中国地方ツアー4杯目
今回の旅のメインイベント。
大阪より西では屈指の人気店、今回の旅はこちらを軸に組み立てた。
記名制で9時に行けば良いっぽいことは知っていた。
ホテルでママチャリを借りて、知らない土地なので余裕を持って出発する。
遠回りしながら8:45着、トップかと思いきや6人目…甘かった。
ホテル戻って支度とチェックアウトして開店15分前に行くと、記名は20人ほどに。
平日の猛暑でこれだから土日は恐ろしいだろな。
5分遅れて開店となる。
6番目だったから店主の調理を真横から見れるベストポジションでラッキー。
スープを一口、とてもおいしい。
動物感はなく、節と乾物っぽい旨みが濃い。
飲み進めると更に濃度は上がっていく。
自家製の細麺はパツパツで絶妙な硬さ、かなりうまい。
デフォだと1枚のロースチャーシューは、特製だと4枚でかなりのボリューム。
レアで柔らかジューシー、私は少し熱を通した歯応えが増した状態がベスト。
味玉は黄身が溶け出さないギリハードタイプ、冷たいのが減点だがとてもおいしい。
太めのメンマが2本、絶妙なコリコリ食感と主張し過ぎない味付けでこれもうまい!
脂の少ないチャーシューとスープで、旨み濃厚ながらくどさ皆無。
スープ完飲でフィニッシュ。
大満足。
これはうまい、そりゃ並ぶわ。
ただ難点もいくつかある。
店主は基本麺茹でとスープ温めのみで、盛り付けや提供はおかみさんさん?もしくはパートさんが全てやってる。
ひたすら回転を上げて捌いていく姿勢は、個人店というよりチェーン店のような印象。
これだけ来客があれば致し方ないが、店主との距離が近い個人店の店主のような印象はない。
常連らしき爺さんが食べてる途中電話に出て話し出したのも、細かいことは気にしない地方都市ならではか…
確かにおいしかったが旨みはじんわりとしたシンプルなもので、衝撃レベルとまではいかず。
とは言え、西日本の超名店に来られて良い経験になりました。