駄目な隣人、初訪。
アゴ出汁ラーメンの名店、たかはしの真裏に有るお店で、入口の雰囲気、店内の装飾や流れる音楽、スタッフから券売機のタッチパネル、メニューチョイスから価格設定まで、あれもこれも全部外国人客向けの店。
雰囲気的には韓国の店を模しているのだろう。
暗い店内に派手なネオン、壁いっぱいのスプレーアートに大音量で響くミニマル・テクノ。韓国で見たことがある空間である。
しかし、客は日本人しかいないから面白い。
和牛せいろご飯付きのメニュー(1950円)は過去三番目に高い。
ちなみに1位は今は亡き「磯川」のローストビーフが乗った麺で2500円、2位は「あいだや」の和牛しゃぶしゃぶ付きつけ麺2種で2250円。
その和牛せいろご飯付きが一番人気で結構出ている様だが、今回は2番人気の特製ラーメンをオーダー。
大判のレアチャーシューが大胆に丼を覆う豪快なビジュアル。
麺は細太チョイス可だったので太麺チョイス。
やや固茹での平打ち麺。
スープをひとくち飲んだ感想、めちゃくちゃ洋風である。
世の中にはコンソメラーメン、チーズラーメンなど洋風な向きのラーメンは確かに存在するが、その類と言って良さそう。
説明によると、なるほど。
ビストロシェフ考案の、ブイヨン・ド・レギューム(肉や魚を使わない純粋な香味野菜のみのブイヨン)と濃口熟成醤油をあわせたものに生姜のコンフィ(砂糖煮)を加えたものだそう。
確かに香り程度に生姜を感じる。
そして野菜の強い甘みと醤油の塩味があわさった結果なのか、喉の渇きに似た痛みが喉に生じる。
味としては美味しいと思うが、ラーメンと聞いて思い浮かべる数多くの味の中に、この味はない。
この店の面白いところに、いわゆるテーブル調味料の中に「生卵」がある事。
せいろご飯に使ってもいいしラーメンのスープに入れてもいいし、という事で無料で使い放題、テーブルには生玉子が山のように積まれている。
が、しかし。
いくら無料と言われても常温で出しっぱなしになっている生卵を使おうとは思わない、個人的にはね。