• 油そば(850円)

  • 英検の取得を目指して日々勉強している。ただ、問題を解いたり単語を覚えたりではやがて飽きてくる。

    そこで、洋画を使って勉強をすることにした。

    1作品目は”Forrest Gump”だ。
    知能指数の低さから小学校にも行けないと言われた彼の壮絶な半生を描いた作品だ。
    ジェニーと出会い、アメフトの全米代表に選ばれ、卓球の全米代表になり、ベトナム戦争での功績を讃えられ大統領から議会栄誉勲章を授与され、ババの約束を守るためにエビ漁の会社を設立。
    やがてジェニーにプロポーズをしたが、フォレストの元を去ってしまった悲しみに暮れて理由もなく走り出し、アメリカを何度も横断し一躍有名になった彼に、ジェニーが手紙を出したことで再会する。ジェニーは子供と住んでおり、フォレストはそこで初めて自分が父親だと知る。
    再開後、二人は結婚したがジェニーは癌を患っていたため永遠にフォレストの元を去ってしまった。

    ““Life was like a box of chocolate””

    彼の素直さと一途さが成功へとつながった。


    2作品目は” La La Land”だ。

    “Another Day of Sun”より始まり、渋滞に巻き込まれていた女優を目指すミアは後続のセバスチャンに煽られ悪態をつく。彼女はカフェ店員をしながらオーディションを受けるが結果は散々。一方のセバスチャンも古き良きジャズを愛でる自分の店を開く夢を持っているが、姉に諭されるだけだ。


    ある日のオーディションに落ちたミアは、友人にクリスマスパーティに誘われる。顔を売るためであったがなかなか上手くいくものではなく、最悪なことに車はレッカーされてしまい、歩いて帰路につく。通りかかったバーで音楽に惹かれて入った。音の主はセバスチャンだったが、彼は契約通りポップな音楽を弾かなかったために即刻クビになった。ミアは曲に惚れ込み話しかけようとしたが彼は無愛想にあしらう。


    ミアはオーディションを受け続けている。ある日パーティに参加した彼女はバンドで演奏するセバスチャンを見つける。ミアは纏わりつく脚本家を離すためにセバスチャンとパーティ会場を出るが、なかなか自分の車を見つけられない。やがて坂から夕焼けの美しさをまえにロマンチックを語る。
    数日後、二人でお互いの夢を語り合うが、「ジャズが嫌い」というミアに本物のジャズを見せるためにセバスチャンはクラブに連れて行く。ミアの女優の夢のために「Rebel Without a Cause」を見る約束をして別れる。
    セバスチャンとの約束の日、彼氏との夕食会をすっかり忘れてしまっていたミアだった。乗り気のしない夕食の最中、ミアの耳にしたのはセバスチャンと出会った日に彼が弾いていた曲だった。運命を感じたミアは彼氏に別れを告げ、セブのもとへ向かう。機材トラブルで上映は中止となった。その後に二人はグリフィス天文台を訪れ、プラネタリウムの夜空のもとワルツを踊り、交際を始める。


    二人とも努力を重ねているが、夢はまだ遠い。
    ミアはセバスチャンの提案で一人芝居の脚本を書き始める。彼女は彼の店を「Seb’s」にするのはどうかと言うが、セバスチャンはかれの尊敬するチャーリー•パーカーがチキン好きなことから「Chicken On A Stick」を譲らなかった。
    セバスチャンは旧友のキースにバンドに誘われる。しかしながら、それはセバスチャンのやりたい音楽ではなかったが夢への資金集めのためにバンドに加入する。
    彼らのバンドを見に行ったミアは、これはセバスチャンのやりたかった音楽ではないと感じ、自分の夢に向かって突き進んでいたセバスチャンと重ね合わせ、落胆してしまう。彼らのバンドは成功するが、ここからだんだんと二人に距離が出来始めてしまう。


    セバスチャンは売れたバンドのために世界を飛び回っていた。一方のミアは脚本を執筆していた。ある日家に帰るとサプライズでセバスチャンがいた。セバスチャンは自分のツアーに同行することを奨めるが、ミアは公演の準備のためにこれを断る。さらにミアは彼の夢について問いただした。セバスチャンのサプライズな険悪に終わり、ミアは家を出た。
    公演当日、会場はほぼ空席で自分の芝居を貶す声も聞く。雑誌の撮影があったセバスチャンは公演へと急ぐが間に合わなかった。ミアは自信をなくし、セバスチャンに別れを告げて故郷へと戻った。
    数日後、ミアの実家を訪れたセバスチャンは、たまたまミアの舞台を観た配役ディレクターが絶賛しており、ぜひオーディションに来てほしいという旨を伝える。
    ミアは再びオーディションを受ける。オーディション後、二人はグリフィス天文台で夢を語り、再びお互いの愛を確認し合う。二人の前向きな別れだ。

    5年後の冬
    ミアはハリウッドで成功し大女優になった。セバスチャンも自分の店を持っていた。ミアは結婚もしていたが、その夫はセバスチャンではなかった。
    ミア夫妻は夜のデートに出かける。高速道路はあの頃と変わらずに渋滞していた。予定に間に合いそうにないので、高速道路を降りたところで夕食をとることにした。たまたま二人の入った店の名は”Seb’s”であった。彼女の提案した名前であった。
    ミアに気づいたセバスチャンは二人の出会ったときに弾いていた曲を演奏する。二人の「もしも」の光景が流れる。彼女が店を出る時、二人は目を合わせた。セバスチャンは物寂しい表情で見送るだけだった。

    叶う夢もあれば、そうでもないものもある。
    “La La Land”は非現実的な世界といった意味で使われている。

    “”And when they let you down. You get up off the ground. ‘Cause morning rolls around. And it’s another day of sun.””


    まだまだたくさん映画を見ようと思っている。