スープはコクがあって美味しかった。大盤チャーシューの味や肉と脂肪のバランスは申し分ない。しなちくもいいし、卵は半熟でない分普通だったが、ニンニクが邪魔。恐らく安い外国産を使っており、そのものの味が美味しくない。自家製麺や自家製スープを謳っている割にそこのこだわりは無いんだと感じた。野菜はキャベツ、もやしとたっぷりで1,000円であれだけ食べられるのは大食漢にはもってこいの店だと感じた。ただ、個人的にはやはり二郎系ラーメンは合わないのが再確認できただけでも大きい。最大の欠点は太麺。自家製麺で期待したが伸び切ってコシがなく、やはり細麺の方がスープがよく絡んで食べやすく美味しいと感じた。野菜とニンニクを無くして細麺にしたらまたマライしてもいいかなというレベル。スープは皆が言うように確かにコクがあって美味しいが、唯一無二というわけでは無い。甘味のある豚骨スープに人が集まるのは納得した。ただし、上記点で評価をかなり落とす結果となった。野菜の量が多すぎて太麺が食べきれず半分以上残してしまったのは痛恨の極み。ラーメン好きとしてこんなことは今までにますあり得ないのでしばらく食べ終わってもショックで放心状態だった。
65点。