• ラーメン並(750)チャーシュー1枚(250)チャーシュー1枚(250)(1250円)

  • おひさしぶ〜りぃ〜ねぇ
    あなたに会うなんて
    という訳で直ぐ行けるなら頻繁に行きたいこころさんに。
    最初に特筆すべきは…やっぱチャーシューですよね(ラーメンなのに!?

    そう、元々焼肉もやっていたお店でしたが、今は昼だけ営業。ラーメン営業らしい。
    んなこともあり肉質については折り紙付きなのだ。
    昔ながらのラーメン屋さんのチャーシューというよりかはお肉屋さんの惣菜チャーシューと言った味付けと肉質に近く。
    簡単に言うと脂身の旨さが桁違いで、肉質もホロホロなのだ。
    万里さんのチャーシューに親近感を感じるかな…

    1枚で此の厚みと此の断面の広さ……1枚250円でも納得の値段!安いとすら思える
    此の厚みで此の断面の広さを此の肉質でやるなんて…強いなぁ

    ともあれチャーシューの話は扨措きまして本題のラーメンを…


    「みためからして富山ブラックじゃない?」
    「しょっぱいんじゃないの?」


    って思った其処のチミ(=^▽^)σ
    断じて違うぞ。ラーメンを見た目だけで判断しては行けません(めっ

    懐かしい黒っぽい中華そばに見受けられる脂のコクと酸味と甘味の三重奏スタイルなのだが其処に序盤より酸味の補佐を行うほろ苦さと後口に本領を発揮してくる醤油のキレのある余韻を伴う布陣

    こころさんの場合は酸味が超先導役になっているのが特徴的で、醤油の余韻も相俟って最後まで爽やかにすんなり飲める仕様なのだ。

    これだけでもこころさんの真骨頂が溢れているのだが、それだけじゃないのがこころさんなのだ。

    メンマが染みっ染みの甘しょっぱいメンマでありパクパク行けちゃうソレなのだがスープとの相性も良くスープの奥深さをアップデートするのだ。元のスープも美味いのだが、アップデート後も美味いという飽きさせないアクセント。(まぁ〜アップデート前も飽きないんだけどね

    そして
    お待たせしました
    お待たせし過ぎたかもしれません

    スープに浸かっていたチャーシューから上質な脂が溶け出してくるのですよ
    あのスープに動物系の旨味が徐々に徐々にしょんでくるんです
    最初に感じていた黒っぽい中華そば(断じて富山ブラックではない)が丸みを帯びて、既に第何形態なんだよってくらいに形態している最中も徐々に徐々に同時進行で変形してきて最後の最後に最終形態が颯爽登場

    元より飽きない作りのスープなのに飽きさせない工夫のオンパレードで一口一口が毎回新鮮とか、もう完敗だ

    やっぱこころさん凄いよ。

    昨今、研ぎ澄まされた和食よりのラーメンというジャンルが確立されてきて昭和〜平成を共にした懐かしい中華そばを懐かしいラーメンをラーメンという中華そばという括りの範疇外にしているラヲタさんを見受けることがある。
    ラーメンは無化調こそが正義だと思う人もいる。
    好みだしソレはソレで構わないし良いのだけれど、ラヲタってラーメン好きってラーメンの中華そばの全てを愛するのがラヲタでありラーメン好きじゃないのかなぁ

    は扨措き

    舌を頭を楽しませるだけがラーメンじゃない
    心を擽って身体に沁み入るのがラーメンってものだって語りかけてくれる力のあるラーメンです。

    後世に残していって欲しいラーメン屋
    店主のおばちゃん体調には気をつけてくださいまし