• 味玉中華そば 醤油<貝×豚>+あさりの混ぜご飯(小)(1150円)

  • 蒲田方面に所用があり、途中の玉川の銘店のこちらに🚙💨

    ラッキーにも並びなしで店内カウンター7席中、手前2席に空きがあり、左上の法則の表題1,000円と評判の良いあさりの混ぜご飯(小)150円をポチッとして着席。
    各席仕切られたアクリル板の右に店主の日野さんのご挨拶とお店の紹介、左にメニュー素材の細かい蘊蓄が貼ってあり、読んでいると店主さんの経歴と拘りから期待が高まります。

    厨房には店主含む男性スタッフ2名体制。黒でキメたファッションは、BGMのヒップホップと共にお店の独特な雰囲気を醸し出しています。

    5分程で着丼。
    何とも美しいレイアウト、あさりご飯からはあさりのいい香りが立ち昇ってきます。

    早速スープから。
    ん?旨い!面白い!一口目はバターのような?鶏油のような?家系のような?豚骨の旨みと醤油たれの風味が先にきて、二口目にその旨みにあさりと帆立とあさりの貝油の旨みが重なってくる何とも味わったことのない重層的でコクの深い美味しさです。
    この融合スープは、甘くて優しい塩梅なのでずっと飲んでいたいスープです。

    麺は高級小麦粉「金斗雲」を使用したという特注の黄色い細平打ち麺で、ツルツルで細いながらモチッとしてコシもしっかりあるスープをしっかり持ち上げてくれ、喉越しも抜群な素晴らしい麺です。

    チャーシューは低温調理の生ハムのようなピンク色の肩ロースとしっとりで香味が効いた鶏むね肉。時間をかけてしっかり作られている美味しさが詰まった逸品。

    味玉は鮮やかな真黄の黄身で、蕩け出すタイプの新鮮で甘みのある間違いないやつ。

    細切りにされたメンマ、微塵切りの紫玉葱、細切り白髪ネギ、微塵切り三つ葉の箸休め的添え物としてそれぞれ付加的味わいを楽しめます。

    そして、あさり混ぜご飯は、あさりの濃い風味のある味付けも抜群なふっくらと炊いたもの。微塵切り三つ葉も乗って、このご飯は只者ではない!もの凄く美味しい。

    最後は少し残ったスープをご飯に掛けて、旨みの余韻を残しながら完食しました。

    美味しかった旨を店主さんに伝えて、店主さんからまたご来店を!と声かけられてお店を後にしました。
    是非また着たいので、次回は塩の貝のみとあさり混ぜご飯を頂きたいな。