• 冷やし塩ラーメン(900円)

  • さっぱりとした飲み口の塩味の冷製清湯スープ。香味油の煮干しオイルが効いている。麺は三河屋製麺の細麺。水で締められてコシが強い。大盛り不可。
    チャーシューは豚と鶏の2種類。豚は肩ロース肉を低温調理したもの。鶏もレアに仕上げた逸品。ヤングコーンは縦に半分に切って、ピクルスにしたもの。具は他に穂先メンマ、おくら、ミニトマト、白髪ねぎ。
    アクセントにシソのソルベが乗る。「スープに溶かしながら食べて下さい」とのこと。

    スープはキンキンに冷えている訳ではなく、塩気もやや物足りない。だが、シソのソルベを溶かすことで、旨味がはっきりしてくる。
    シソの爽やかさ、ソルベの塩気と冷たさ。それらがスープの旨味を引き立たせる。細麺は喉ごしがよく、繊細なスープと相性抜群。
    2種類のチャーシューの美味しさは言うに及ばず。表面に塗した黒胡椒が効いている。
    ヤングコーンのピクルスには少々意表を突かれた。ミニトマトは甘く、おくらはさっぱりと、白髪ねぎは食感がアクセントに。

    見た目に清涼感があって、夏にふさわしい冷やしラーメン。"塩ラーメン"の完成度の高さを知っていると、若干の物足りなさは覚えるけど。
    シソのソルベが肝。こういうアイディアはさすがだなぁと唸らされる。
    7/11〜8/31の期間限定。1日限定30杯。

    バラ肉ごはん(350円)はご飯の上に千切りキャベツを敷き、自家製の甘辛ダレに絡めた豚バラ肉を3枚。
    仕上げに、豚バラ肉の上に鳳凰卵山吹使用の自家製マヨネーズを添えたもの。
    ラーメンを待つ間に、マヨネーズが豚バラ肉の端から滑り落ちたのはご愛嬌。
    柔らかくて甘い豚バラ肉に、わずかにジャンキーなマヨネーズの取り合わせが絶妙。ご飯の量も充分で、食べ応えがある。

    クラッシュたまご(50円)は、剥く時に白身が少しいびつになった、鳳凰卵山吹の茹で玉子。
    塩が添えて出される。黄身が鮮やかな橙色の半熟で、これがこの価格で食べられる幸せ。
    注文は現金のみなので、奥様の手を煩わせることなく50円玉を用意しておこう。
    券売機に500円入れて"バラ肉ごはん"のボタンを押すと、150円返ってくるからσ(^_^;)

    "無加糖無添加100% スイカジュース"もメニューに加わったが、文章が「お近くのスッタフにお声がけください」となっているのは内緒だ。