• 佐賀豚骨ラーメン 茶碗カレー 替え玉(1000円)

  • 先日の棄却を本日の意欲に。より時間を設け、今日も抜けがけてきました。

    佐賀豚骨の「良さ」って、不思議なものだと改めてちょっと考え込んでとても興味深く頂く。
    塩豚骨とは言っても基本だけは借りて、あとは結構、和歌山家さんのオリジナルでありアレンジの幅みたいなものがあったりすると思うのですが、さらに深く掘り下げ、拡大し、何段階か上のというか三段跳び超すような構成で仕上げ感動をもたらす味に昇華させている気が今日もします。

    ここ数日特に集中して頂きましたので以前との違いも分かるようになり今日は特に濃厚ドロドロでとろとろ。
    「ほぼ同じ」の、「ほぼ」の中の違いの密度、集積こそがやはり全体的な完成度の高さを示す指針となり、美味しいは大前提で好みもありますが、その違いがとても明確に感じると、和歌山家さんの佐賀豚骨がいかに凄いラーメンなのかも、よりよくわかるんじゃないかと思います。
    気のせいか私の食べるラーメンはオリジナリティが特に高い気がしますが、すっかり馴染み、かなり密度の濃い味の記憶が頭に出来上がりました。

    毎度目の前に置かれる二つの器。麺と飯。替え玉でお代わりしても全部で1000円。
    現代社会の相場と立地条件も含め、危ういバランスを取るラーメンの価格に対する、その答えの示し方に店主さんの気持ちと覚悟をとても感じます。(*´ー`*)