• 鮪塩(しびしお)(1800円)

  • 東京都は早稲田。今日は今月いっぱいで閉店されるとの「巌哲」へ。いつか一度は行かなければと思っていながら結局こんなタイミングになってしまいました…。やはり最終週という事もあり開店時には30人を超える行列、並び始めから着丼まで90分でした…。して今回は「鮪塩(しびしお)」にありつけました。運ばれてきた丼は…おぉ、叉焼やネギたっぷり&トッピングで麺が見えない!スープはきらきらまさに黄金!さっそくこの鮪塩スープをいただくと、うわ〜鮪の出汁の旨味が一気に広がります。ベースの鶏の下支えがあっての旨味なのでしょうけど、この美味しさは抜きん出ています!優しさとコクのバランスが最高で余韻がいつまでも残ります。レンゲがすいすい進みますが、後で替え玉も頼むのでほどほどにしなきゃ。麺はつるつる感と弾力が心地よく、唇と歯が喜んでいます。あ、もちろん喉も!もう、スープと麺で感全体が出来上がっていますね。しかしまた、叉焼が凄い。分厚い吊し焼きは、香ばしさと噛む程に広がる豚さんの旨味が秀逸!これ単独でも一つの料理と思える完成度です。もう一つの豚はロース系でしょうか、脂身の旨味が光ります。さらに特筆すべきが鮪肉です。程良い脂の乗りがあるからかのしっとり感とこれぞ鮪!と言う美味しさがスープと釣り合ってます!トッピングのネギのしゃきしゃき感は、柔らか麺に別の食感がプラスされ、良いアクセントになりました。いやぁホントもっと早く来れば良かった…と思いつつ、もうこれが食べられないのかという残念感と、でも何とか閉店までに来られて良かった…という安堵感もあり…。でもまた何処かの地で新たな味でスタートされる事を祈りながら、替え玉と共に完飲完食としました。なおサイドオーダーは「豚マヨ丼」。ざくざく叉焼がご飯よりも多くトッピング!最強相性のネギとマヨと共にわしわし食らいました!