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shin-chan
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カラシビ味噌らー麺 鬼金棒 神田本店
東京都
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肉ダブル担々麺辛さ鬼増し痺れ増し(1320円)
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逝ってらっしゃい…
久々の鬼退治です。今回のパーティーは初参加の2名と、いつもの勇者とで、計4人。
今日はまだ木曜日、翌日の事を考えると増し増し程度の軽めで抑えたかった。しかしパーティーの空気がそれを許さない。
そうだよね。ファイター属性で何度か倒している私は、平日だろうが鬼増し一択。明日は有休だし。
パーティーに白丼、赤丼、赤丼と着丼。最後に私の黒丼が着丼すると同時に、鬼さんからの一言….
『行ってらっしゃい!』
はい!行ってきます!と言いながら、いただきます。
(´-人-`)
お久しぶりやね。元気にしてたかい?変わりはないか?どれどれ…ズルズル、ズルズル。
おっほ!やっぱ辛ぇ〜。だがこの麺、美味ぇ〜♪スープばどうよ?うん?…ズズッ、ズズッ。
うっはぁ!辛ぇ〜!流石は鬼増し。口の中での攻撃力がハンパねぇ〜!唇も痛ぇ、イテェよ!!でも美味ぇ〜♪
しかし、まぁ、毎度の事ですから、ビックリはしません。問題が起きたのはこの後です。
麺をズルズル、スープをズズッと行った時…ゲホッ!ゲホッ!!しまった!完全に気管に入ってもた。
ゴホッ!ゴホッ!!ゲホッ!ゲホッ!!
『おいこら大将!何やってんねん!正気か!?こんなもん、気管に入れたら死ぬやろが!気管、閉じろ!閉じろ〜!』
気管を任されている支部長が怒鳴ってる。まさかの緊急事態に気管は完全密閉された。
ちょっと待て!確かにこんな激辛スープを気管に入れたのは俺の失態。だがすぐに気管を開けてくれ。息が出来ん!
支部長、首を横に振るだけ。
待て待て待て!早く開けないと、マジでヤバイよ…アカン、もう息が持たねえ。早く開けてくれ!
支部長、一向に首を縦に振らない。
『動け動け動け動け動け!動いてよ〜!』俺の中のリトルshin-chanが必死でもがいてる。
何とかミルミルのストロー程の穴が開かれた。ゆっくりと吸ってみる。
ピュ〜〜〜。
何じゃ?今の音は?ヤクルトの器ほどの空気が通ったら、再度気管は閉じられた。
待て待て待てって、支部長!こんな少量でこのデカい体が動くものか!もっとだ!もっと酸素をよこせ!
この危機を察したのか、隣の席に座っていた女神が、さっきから俺の背中をさすってくれている。
ありがとう♪呼吸は出来ないが、俺は孤独ではない!ちょっと勇気でた。支部長、この分からず屋が!
shin-chanが命ずる。気管を開け!
…ギアスが効いたのか、ようやく気管が開いた。
ス〜、ス…、ス〜〜〜。
おぉ!酸素じゃ!酸素じゃぁ〜♪
雨乞いをした村の、村長が震えながら泣いているかの様に、俺の体は喜びに震えていた。
酸素さえ手に入れれば、お前なんぞに俺は負けん!と、鬼をちぎっては投げ、ちぎっては投げ。
無事に今日も鬼退治完了です。
( ̄^ ̄)ゞ
いや、男子三日会わざれば刮目せよ!と言いますが、鬼はもっと良く見ましょうね!
今日も炭水化物をありがとうございます。ごちそうさまでした。
( ͡° ͜ʖ ͡°)