• ねぎ肉そば(842円)

  • 丸源餃子セット(餃子3個・ごはん小)
    1,090 - 54 = 1,036円

    狙っていた店が振替で予想外の休み。正午が迫り、暑い中並ぶのも嫌なので、近くにあった大箱のFCチェーン店に。

    12時少し前に着。お一人様はカウンターにすんなり座れる。家族連れは直後から並び始めた。滑り込みセーフ。

    肉そばつけ麺にそそられたが、初訪麺のため定番の肉そばに「ドッカンねぎ」が載った熟成醤油ねぎ肉そばを餃子セットで。

    店内ほぼ満席のため、結構待って着丼。標準で付いてくるレンゲでスープを一口。熱い。手鍋でポーションのスープを沸かし、薄切りの豚肉をサッと泳がせ、温めておいたどんぶりに盛り付ける手順のため熱々のスープ。

    甘みが強めの味付けでカエシ少々濃いめ。表面には小さな背脂が浮かぶ。鳥豚+魚介+野菜とあるが魚介は前には出てこない。デフォでかなりにんにくが効いている。

    麺は本部直営製麺工場の物語フードファクトリー製。多加水細ストレート麺。切刃20番とあるがもう少し細く見える。加水高めの麺らしく、プリッとしていてツルツルのシコシコ食感。他所にあまり無い珍しいタイプの麺。多加水ゆえに熱々スープと合わせても伸びにくい。麺量はやや多めに感じた。140gぐらいか。

    「ドッカンねぎ」は九条ねぎ系の青ねぎが縦に細切りにされて載っている。来来亭の葱ラーメンほど多くはなく、その半分くらいの量。ジャキジャキ食感でうまい。五十路のおっさんには歯間によく挟まるという難点もある。薄切りの晒し玉ねぎも標準で載っているが「ドッカンねぎ」に持って行かれて存在は希薄。

    薄切りの豚肉を使用した「肉」は提供時にスープの中でサッと火を通したもののため、シットリとして柔らかい。徳島ラーメンのように味付けはしてなく、淡いスープ味。量はまあまあ。

    右手前には柚子こしょうと大根おろしを和えた「柚子こしょうおろし」が小さな一山。辛くはなくほんのり柚子の香りがする。スープが強いので、正直有っても無くても良い感じ。のりが1枚。ほぼ飾り。

    焼き餃子(3個)はにんにく無しをチョイスしたが、スープ自体が結構匂うため意味無し。ご飯は(小)とあるとおりに小盛り。私にはちょうど良いが、普通の男性客は物足りないだろう。

    中盤まで食べ進めたころ左隣りのお父さんが「あんたクーポン持っとる?」と唐突に聞いてこられ、持って無い旨を伝えると50円券を2枚くれて退席。ありがたく使わさせていただく。

    食べ進めるほどにスープの味付けの濃さにやられ、複数ある卓上味変アイテムはどれも触らず。固形物を完食してご馳走さま。

    店内はファミレス同様の客層で、放任主義なのか躾がなされていない子供達の大声でかなりの喧騒。賑やかで良いとは言っていられないレベル。外の暑さと張り合えるほどの不快指数。お一人様オヤジは、見ず知らずのお父さんにいただいたクーポンを使って早々に退散する。