カタヤキソバ（750円）

麺は揚げてバリバリの縮れた中細麺。大きな平皿に小山のように盛られる。
その上から、中華鍋で調理された熱々のあんが、たっぷりとかけられる。具材はもやし、白菜、たけのこ、豚肉、生きくらげ、チンゲン菜、紅白かまぼこ、ピーマン、玉ねぎ、にんじん、にら、しいたけ、レタス。
皿の縁には和芥子が添えられるが、あんの量と全然釣り合ってない。

あんは甘めの味付けで、とろみが強く個々の具材がしっかり主張している。
野菜は絶妙な火加減でしゃきしゃき食感。とくに、白菜やたけのこは一際大きく、抜群の存在感を誇る。
それらを中華鍋の中でひとつにまとめて、見事な一皿に仕上げている。
揚げ麺の食感も終盤まで持続するし、中盤以降は和芥子がアクセントになる。
卓上の酢は今回は使わず。さっぱりと〆たい時だけお世話になる感じ。

寝起きだったので、完食までには35分を費やした。やはり、体調の良し悪しに左右されるな、なまじ量が多いだけに。
町中華にこれ以上は望めない。それほどにボリューム満点で具沢山なカタヤキソバ。
会計時に冷えた缶コーヒーをいただく。いつも有り難うございます。喫煙可。