• 中華麺並

  • 今はもう閉店してしまったお店ですが、自分が最も好きだったお店なので、記録に残しておきたくてアップします。

    最後に行ったのは10年前のちょうど今頃。お店は2015年ごろに閉店したと聞いています。

    店主の目時康夫さんが永福町大勝軒で修行し、大久保にて1972年に開業。煮干しの効いた深みのあるスープはいつも並々、表面には油膜がしっかりあって最後まで熱々。草むら商店の中細縮れ麺は少しやわめでしたが麺量が多く、食べ応えがあるのにスルッと完食できました。しっとり肉質豊かなチャーシュー、そぼろ肉がまとわりついたメンマ、三角海苔、ナルト、柚子皮がチロリ。最高のラーメンでした。

    自己会計用に出されたお釣り皿、かち割られた氷、ステンレス製のレンゲ、時間の流れを昭和で止めているかのようなAMラジオ、店主の無駄のない動き、、東京時代、たまたま近くに住んでいて、自転車でよく通いました。めときでの食事は今も鮮明に脳裏に焼き付いていて忘れられない思い出です。