• 旨とろ角煮味噌らーめん(990円)

  • 2020年12月20日(水)

    昨夜は二軒目にこちらの店を初訪問。

    隣の駅に新店が出来たと聞いて外出のついでに訪れてみました。

    20時35分に到着すると、遅めな時間にも関わらず店の前では2名の先客が入店待ちの状況です。

    チェーン店感漂う店構えではあるものの、折角訪れたのでウェイティングボードに記帳して待つ事にしました。

    すると間も無く店内に案内され、席に着いて「旨とろ角煮味噌らーめん」を注文すると5分ほどでラーメンが到着です。

    スープには摺り胡麻と少量の一味が浮いていて、微かに縮れた中太麺の上には角煮、メンマ、炒めたモヤシと玉ネギ、刻みネギが乗っています。

    先ずはスープを飲んでみると、白味噌の穏やかな風味と共に一味の辛味や生姜の風味、そして玉ネギの甘味を感じます。

    メニューを見ると落花生も使っている様ですが、私が味わう限りでは言われれば感じると言う程度の存在感です。

    一方、出汁は豚骨が主体の動物系と思われますが、味噌の風味を抑えている割に出汁の旨味はさほど舌に伝わりません。

    次に麺を食べてみると、多加水寄りの中太麺が適度な硬さに茹でられていて、小麦粉の風味には欠けるもののモッチリとした歯応えを感じます。

    そして、中太麺にはスープがほど良く絡み込み、麺を啜り込むとスープの味わいが舌に過不足なく伝わります。

    次に角煮を食べてみましたが、赤身が固くパサついている為に、分厚さが返って仇となって只々食べ難い印象です。

    食べ終えた感想ですが、五穀味噌ならではの特徴を感じる事もなく、ラードで炒めた野菜に味噌スープと合わせた極一般的な味噌ラーメンです。

    普通に美味しいとは感じるものの、私個人的には至って可も不可も無い味わいでした。

    利便性は極めて高いものの、残念ながら再訪は無いと思います。

    ご馳走さまでした。