• 鶏白湯塩そば(968円)

  • ※写真を間違えたので再投稿します。ナイスラー!していただいた方々、大変申し訳ありません。

    とろりとした塩味の鶏白湯スープ。クリーミーで見た目以上に濃厚。香味油は鶏油と海老油。仕上げに黒白胡椒をたっぷりと振りかける。麺は浅草開化楼の縮れた中太平打ち麺。量は150g。
    チャーシューの代わりに割いた蒸し鶏。丼の大半を占めるのが生野菜。内訳はサニーレタス、水菜、千切りの紫キャベツ、スライスオニオン、フライドオニオン、糸唐辛子。具は他に刻みねぎ。
    別皿でカットレモン。「半分くらい食べてから絞って下さい」とのこと。

    スープはおそらくセントラルキッチン製。しゃばいかと思ったが、いい意味で予想は裏切られた。平打ち麺はもちもちした食感で、コシがありスープがよく絡む。
    蒸し鶏はさっぱりして美味しいもの。でも、タッパーの中身が心許なくて、下の冷蔵庫から補充しようとしてたよね?(´・ω・`)
    タイマーが鳴って麺が茹で上がったから、まぁいいかって全部入れたよね?(´;ω;`)
    実際、少ないとは感じなかったけど。

    生野菜はさながらサラダのよう。見た目に華やかで、ラーメンの具としても面白い。
    とくに、サニーレタスは熱が入るとしんなりして、また違った表情を見せてくれる。フライドオニオンはクルトンのような役割。
    "かさ"はあるけど食感は軽いので、いくらでも食べられる。

    中盤に、カットレモンを絞って味変。別皿に置かれている配慮も嬉しい。
    レモンの果汁が加わることで、さっぱりしてスープが軽くなる。こってりのままだと、どうしても飽きが来るので。
    味変前も充分美味しかったが、どちらかといえば味変後の方が好み。スープまで完食。
    量は少なめで、女性受けしそうな一杯。

    丼が非常に独特な形をしていて、胴が丸みを帯びていて、口縁がすぼんでいる。
    見た目は洒落ているが、重ねて保管しておけないから、傍目には不便な気もする。

    自由が丘に本店がある中華の名店「蔭山樓」が手がけるラーメン専門店。高田馬場に基幹店があり、複合商業施設のフードコートに多店舗展開している。
    南町田グランベリーパーク、ギャザリングマーケット内。外税表記なので高く感じるが、場所代を考えればこんなものだろう。
    店頭には「TRYラーメン大賞 名店鶏白湯部門3年連続1位」と、高らかに掲げてある。おそらく、2014年前後の話かな。
    肉まんなどの点心類も扱っているが、テイクアウト扱いで軽減税率対応。レジも別。

    新型コロナウイルス対策で、カウンターにパーティションを設置。
    また、フードコート全体のテーブル席にも、パーティションが設けられている。