あれよあれよという間に2年程の月日が経ってしまった。
都バスに乗れば20分程で辿り着けるのに、何でまあこんなに間があいてしまったのか。
到着時には既にチャーシュー増しの類はお終い。黒ラベルで一杯やりながら、久しぶりの葉山さんの中華そばを待つ。その間、4人の方々のそばを造られるところを拝見。相変わらず、実に手間がかかっている。
そう言えば、葉山さんも、醤油と塩という境界が見えない程希薄。
茹でる前に青竹で踏む麺、最後の鰹節の出汁取り、一杯のラーメン(中華そば)が少しでもおいしくなるための事だったら、何も惜しまないという姿勢に満ち溢れている。こういう方が造られるラーメン(中華そば)が、おいしくないわけがない。
メンマも味玉もとってもおいしい。チャーシュー増しでもないのに、充分なチャーシューが入っている。
素晴らしい一杯です。