• 中華そば(並)(840円)

  • 新宿区の名店と言われる店で(ほぼ)唯一訪れていなかったこちら。この辺りに来ると灯花/ちとせあたりに吸い込まれてしまう。とにかく提供が遅い(丁寧)という評判で、時間が無い時はどうしても敬遠してしまいがち。ということで念願の初訪問。13時前ながら外待ちなし、すぐ入れた。
    店内はワンオペで、店長が麺を青竹で打つ音が響く。10分ほどて到着。思ったより早い。スープは鶏の下支えに、煮干と魚介系の出汁がじんわり染みてめちゃくちゃ美味しい。しかも無化調。プレハブのような小屋で熱がこもりやすいため、鞄から取り出した団扇を煽りながらスープを飲む。麺は加水率高めの平打ちピロピロ自家製麺で、スープにもよく合う。麺を打つ姿が見えるだけに味もより一層美味しく感じる。チャーシューは豚肩ロースの薄切りが2かけ。肉汁がじわあっと出てくる。美味しい。その他トッピングはネギ、海苔、メンマ。ネギは大ぶりな切り方で存在感がある。やはり名店の評判に偽りの無い店。