• 海老雲呑麺(980円)

  • たぶん今、中華街で一番、行列が
    できているこの店にチャレンジ。

    私は観た事ありませんが『孤独のグルメ』
    という番組でこの店が取り上げられて以来
    急激に人気が出たそうです。

    いつ訪れても、ものすごい行列で
    その列が減ることがなかったので
    今日は、どんなことがあっても
    並んで食べようと心に決めて、土曜日の
    開店15分前の11:15に並び始めました。

    すでに前には80人以上の人が待っている。
    因みに開店前に、お店の人が人数を数え
    私の後ろ10人くらいで
    『本日の昼の部、終了』となっていました。
    すごい人気ですね。

    11:30に開店。一気に列が進みました。
    この人数なら、1時間〜1時間半くらいかな?
    と思って、iPadにダウンロードしてある
    ビートルズ『Get Back』Part.2を視聴して
    順番が来るのを待っていました。

    ところがその後、列の進み方が遅い。
    iPadも2時間ちょっと経ったら
    バッテリーがなくなって視聴不能に。

    それでもまだ順番までは遠かったので
    iPhoneでゲームなどをして過ごし
    14:23にようやく店内に
    入ることができました。
    3時間以上、並んだことになる!
    そして店員と話し、名物料理2品をオーダー。
    14:32にまず麺が、14:37にご飯が来ました。

    まず1品目は『香港海老雲呑麺』を。
    日本のラーメン丼の2/3くらいのサイズの丼に
    そうめんのように細い麺と、透明なスープ
    そして海老雲呑が4個、乗っています。

    スープをひと啜り。函館塩ラーメンのように
    抑え目の塩分と海老など淡い海鮮出汁が。
    正直言って、日本の人気店の塩ラーメンの方が
    断然、美味しいですね。

    麺は細いけれども歯応えのある感じ。
    ただその歯ごたえも、日本の細麺にありがちな
    パッツンパッツン系ではなく
    輪ゴムのような弾力。
    もちろん噛み切れますけど・・・・

    続いて海老雲呑。これは一口噛むと
    ギュッと海老が詰まっていることがわかる
    硬めの食感。
    そして口に広がる香りが、海老を焼いた時の
    香ばしさを感じるし、海老の味噌の
    ようなものも入り、かなり美味しい。
    これは今まで食べた海老雲呑の中では
    間違いなく一番、美味しかったです。
    それだけに麺とスープ、もう少し
    レベルアップしてもいいのでは?と思いました。

    続いて煲仔飯(ボウジェイファン)を。
    これは広東料理の釜飯だそうで
    腸詰め・干し肉・貝柱が入っているものを
    オーダーしました。

    提供される時、お店の人がスプーンで
    かき混ぜてくれます。

    まずは腸詰め(中華ソーセージ)と一緒に頂く。
    独特の甘みと臭みがあるから
    好き嫌いはあるかもしれないけど
    私は嫌いじゃないですね。
    ご飯自体にあまり味がせず、ほんのりと
    帆立貝柱の香りがするだけ。
    だからある意味、バランスがいいのかも。

    干し肉はもっと歯応えがあると予想していたけど
    意外にしっとりしていて食べやすい。
    腸詰めほどの個性はないけど・・・

    また釜飯なので、おこげもあっていい。
    麺も釜飯も量が少ないので
    あっという間に完食できました。
    両方の料理とも美味しい。
    でも、3時間以上待って、もう一度
    食べたいかと言ったら、そこまででもない。
    海老雲呑だけは食べてみたいけど・・・

    そして、海老雲呑麺は980円なので
    まあ、納得の値段だけど
    釜飯の1,680円はちょっと高すぎません?