• 全部入りワンタン麺(1240円)

  •  開店15分前に店に着く。ポールポジション獲得。その後、開店前に4人が並ぶ。開店と同時に店に入り、全部入りワンタン麺の食券を買い、カウンターの一番奥に座る。席に着いて、本郷三丁目の「にし乃」の系列店だと知り、期待が高まる。麺の並盛りと中盛りを聞かれたので、並盛りをお願いする。直にカウンターは満席。食べログ3.9越えだけあって、人気店のよう。
     8分で着丼。美しい盛り方。プリプリそうなワンタンが目を引く。
     スープを啜る。素直に美味い。煮干し、鰹節、昆布の旨味が凝縮した琥珀色の出汁に白だしがよく合う。旨味の玉手箱のよう。ずっと飲んでいられる。
     麺は、中太のエッジの立った縮れ麺。加水率も高めで、佐野ラーメンを思い出す。噛むほどに、小麦の甘味と香りを感じる。スープとの相性は抜群。
     具は、肉ワンタンと海老ワンタンが2個ずつ。焼豚が2枚。味玉と小松菜とナルト、刻み葱も。肉ワンタンは、具がギッシリでプリップリ。餡から肉汁が溢れる。海老の方も、プリップリ。このワンタンでビールが呑みたい。焼豚は薄切りで、口の中て解ける。味玉の黄身の色も強い。小松菜の茹で加減がよく、口安めになる。
     出る頃には、店内待ちができていた。人気店のよう。にし乃に比べると、凛とした緊張感に欠くかな。今度は、つけ麺に挑戦してみよう。