言わずと知れた福山の名店、尾道ラーメン一丁。
昨日伺った尾道中華そば渡なべと同じ井上製麺の麺を利用していることもあってかどちらも醤油味を基礎として背脂の甘さを効かせた熱々スープが特徴的です。
少し比べさせていただきますが、まずスープは一丁の方が酸味と醤油辛さは強く鶏の出汁も強い。
一方、渡なべですが酸味は弱いが動物系に加えて魚介の風味も強い。
油膜は若干、渡なべの方が強いように思います。
尾道ラーメンの特徴である背脂は、煮込が強い分一丁は口の中で一瞬で溶けるのに対して渡なべは若干食感が残ります。
スープもそうですが背脂も圧倒的量が多いのは渡なべです。
一丁が大盛850円に対して渡なべは800円(R5.4.19現在)。
麺はどちらも細い平打で一丁の方が柔らかくスープには良く絡みます。
渡なべの麺は食感がパツパツとし硬めが好きな方にはちょうど良いです。
チャーシューは一丁が2枚若しくは3枚、渡なべが1枚若しくは2枚。
若干パサパサな一丁に対して渡なべは脂身がありとろりとします。
最後に立地ですが、これは完全に一丁が良いです。
駅から徒歩1分、利便性抜群ですが、その分観光客が多いです。
好き好きはありますが、一丁が美味いと思えば渡なべも美味い!渡なべが美味いと思えば一丁も美味い!
どちらも間違いなく美味しいです。