• つけめん(大盛)(800円)

  • 濃厚な鶏白湯の醤油味のつけダレ。アクセントに白胡椒。花鰹を粉砕したものがたっぷり浮かぶ。麺は大成食品の縮れた中太麺。量は300g。大盛まで無料。
    チャーシューは拍子木切り。柔らかくて美味しいが、ちょっと脂身が多め。具は他にメンマ、長ねぎ、海苔。

    何はさて置き、麺が美味い。水でよく締めてあり、コシが強い。つけ麺にしてはやや細めだが、濃厚なつけダレが絶妙な加減で絡む。
    魚粉を組み合わせるのはありきたりだが、鶏白湯スープの濃度がそれを感じさせない。
    チャーシューはわずかで、メンマはそこそこ存在感がある。海苔は八切りサイズなので、麺と一緒に一口で啜り終えるくらいに微妙。
    基本的に、つけダレと麺だけで完結するつけ麺。得製(誤字に非ず)にせずとも、充分満足感がある。

    麺を食べ終えたら、卓上のポットからスープ割りする。試しにそのまま飲んだが、かなり熱々な薄めの魚介スープ。
    つけダレが美味いので割っても当然美味い。終盤に卓上の七味唐辛子を一匙。もちろん完食でごちそうさま。
    撮影してから、一息つくことなく食べ終えるほど、美味いつけ麺だった。

    店主の三宅氏は芸能人、イタリアンの料理人、ホテルマンなどを経てきた異色の経歴。彫りの深いイケメン(//∇//)
    厨房内は4人で多国籍。英語での応対も慣れたもの。各々の動きに無駄がないが、中でも店主の動きが一際激しい。角型テボ笊を操る様は、動画で見返したいくらいに鮮やか。
    それでいて、ホスピタリティも素晴らしいのだから、まさに言うことなし。

    13時11分着で店外7人待ち。加えて、店内には背後霊が17人程度。2人以上の組が連席を希望した場合、後の1人客が先に案内されることも。
    13時39分、着席とほぼ同時に提供される。退店時も行列の人数に大差なし。