• 台湾担仔麺+半炒飯セット(880円)

  • 2001年創業。
    台湾風居酒屋「阿里山」を桜木町からスタートさせ、横浜〜川崎〜東京へと徐々に店舗を拡大していき、晴海トリトン店は2015年にオープン。3店舗目からブランド名を「阿里山」から「阿里城」へと変えている。

    経営は有限会社華而実商事。阿里山・城を中心にいくつかの飲食ブランドを持ち、貿易、通販、健康食品、コンサルのほか不動産業なども行なっている。

    ぐるなびやHPによると、「"医食同源”そして健食美食をテーマに、一品一品思いを込めて本場中国出身の料理人が絶品料理でおもてなし!!台湾料理に独自のアレンジを加えた季節料理にもアプローチ。」とあるが、“本場中国出身の料理人の台湾料理”にいささか違和感を覚える。

    ビジネスマン向けのランチタイムはお得なセットが複数種あり、定食のほか麺と炒飯のセットなどから選べる。
    台湾料理といえばの担仔麺は、鶏ガラをお湯で薄めて脂をまわしかけたスープに細縮れた麺が沈み、上にもやしとニラと、肉まんの具になる直前の甘辛く煮絡めた豚挽肉が載り、横に塩っ辛い味玉が添えられている。それぞれが強い主張と個性を光らせていてマリアージュはない。量だけはたっぷり入っている。
    セットの半炒飯は前日に炒めて今まで炊飯器で寝かせたんじゃないかと思うような味わい。それでいて味が薄い。今まで食べた中で下から数えて5番以内に入る。

    量と比較して値段は安いので、とにかくお腹いっぱいになりたい人にはおすすめ。