• 辛タンメン(900円)

  • 2020年9月18日(金)

    昨夜はフォロワーさんと食べ歩きの二軒目にこちらの店を初訪問。

    私が前々から気になっていた店で、今回無理を言ってフォロワーさんにお付き合い頂きました。

    20時04分に到着すると、夕食には遅めの時間である為に、店内には先客が3名のみの状況です。

    私は「辛タンメン」、フォロワーさんは「味噌タンメン」に「麺大盛り」と「玉子」の食券を購入しました(笑)

    そして、カウンター席に着いて店員さんに食券を渡すと、待つ事7分ほどで待望のタンメンが目の前に到着しました!

    醤油スープの上には真っ赤な辣油と白胡麻が浮いていて、若干縮れた平打ち太麺の上には炒めた野菜類と麻婆豆腐が乗っています。

    先ずはスープを飲んでみると、辣油の辛味をそれなりには感じるものの、見た目から想像するほどの咽せる様な辛味は一切感じません。

    出汁は動物系のみと思われますが、辛味が味覚をマスキングしてしまい、出汁の素性については自分の舌では判断出来ませんでした。

    また、辛味の他にも山椒の痺れや酢の酸味、醤油ダレの甘味を感じるものの、何れも仄かに感じる程度で思いの外にクセの無い味わいです。

    次に麻婆豆腐を食べてみると、甜麵醬と共に豆鼓醬を使った本格的な味わいで、痺れや辛味を感じつつも土台のコクや旨味がズッシリと伝わる味わいです。

    因みに、本格仕様とは言っても痺れや辛味は思ったほど強くなく、尚且つ私個人的には痺れよりも辛味の方がやや前面に出ている様に感じました。

    次に麺を食べてみると、平打ち太麺が硬めに茹でてありますが、低加水麺に似た緻密な歯応えを感じるものの、その割にはスープの吸収や小麦粉の風味にはやや欠ける印象です。

    ただ、実際には一緒に食べる野菜類がスープを存分に含んでいるので、麺自体のスープの絡み具合については正直な所さほど気になりませんでした。

    因みに、野菜類はモヤシ、玉ネギ、キャベツ、ニンニクの茎、コーンの様ですが、それら炒め野菜類の中には何故か所々にワカメが散りばめられています(笑)

    食べ終えた感想ですが、麻婆豆腐が飛び抜けて美味しい分、敢えてタンメンに乗せて食べる必然性には今一つ欠ける印象を受けました。

    これなら単に麻婆豆腐として食べるか、或いは麻婆飯として食べた方が絶対に美味しい様な気がします。

    改めて訪れる機会があれば、次は標準メニューである「タンメン」と一緒に「麻婆ゴハン」を食べてみたいと思います。

    ご馳走さまでした。