• 肉つけそば大+山葵辛(950円)

  • 肉つけそば大(850円)
    山葵辛(100円)

    夏の風物詩、ひらこ屋のつけそば。

    開店10分前到着で4番手。開店時間と同時に満席。早い時間の客は殆どが10食限定の「にぼダク」狙いのようだ。

    つけそばは冷水で締める時間と盛り付けに時間がかかるらしく配膳は10番目くらいだった。

    昨年よりも麺が細く、去年が十割蕎麦とすると今年は二八のような感覚。コリっと固めの食感でしっかり噛んで小麦を味わう。個人的にはもう少しやわ目に茹でて喉越しを楽しみたいところ。

    つけ汁も麺に合わせてか節系の燻製香を抑えたスッキリしたタイプ。

    つけ汁の器を縁取るバラチャーシューは脂身を軽くローストすることで香ばしさとしっとりとした官能的な食感を楽しむことができる逸品。そのまま食べても良し。麺を巻いても良し。

    麺の上に乗っかるデフォルトのチャーシューはもも肉。こっちも旨い。

    山葵辛はレンゲにたっぷり。ツーンと鼻に抜けるシャープな辛さは抑えられていて思ったよりマイルド。山椒の香りと苦味を感じた。蕎麦の要領で麺に少量ずつ添えながらいただくことで麺の甘味が引き立つ。

    残ったつけ汁にアーリーレッドとゆず皮を入れ、温め直していただき割りスープを投入。ゆず酢と唐辛子を加えつつ最後の一滴まで堪能。腹一杯。
    ★3.8。