• ラーメン小 みそ変更(1150円)

  • ニンニクふつうヤサイアブラ多め。+半ライス(100)

    ニカタツさんの動画を見ていたら出てきたんです。マルキの味噌が。
    二郎系の味噌味が好物な私としては行かないのはありえない。そもそも美味しかったマルキさんの味噌は果たして。

    オォ〜w甘めかつ香りが芳醇な味噌で、豚と脂の甘さで濃密な旨を演出している。
    脂とスープだけでライスを食えてしまう。
    味噌は醤油と比較すると舌や鼻が慣れやすいのか、インパクトが徐々に弱くなってしまうので黒烏龍茶でリセットしながら常に全力で戦うのが吉ですね。黒烏龍茶は必須。
    ブタは水切りしたらノーバウンドで沈むデカさ。それなのに箸でサクッとほぐれる、肉感と柔らかさを兼ね備えたいいやつ。
    麺、変わらず絶品。プリッとしつつ、もそっとしつつ、啜りやすく香りも味も強く、麺の旨さがすごい。めっちゃ味する。
    ヤサイはキャベツのちょっと硬いところまで入ってて超嬉しい。あそこが一番甘いんだから。味噌なだけあって冬の鍋みたいな温かみのある甘さマッチしている。早めに天地返しをして野菜の甘さをスープにうつしてもいい。
    アブラは粒ぞろいのやや細かいもので、食べてよし溶かして良しの八面六臂の大活躍。

    さて、今日言及したい一番の事件はニンニク。
    やばすぎる。普通の割に量が多い、それは置いておく。匂いと辛味が抑えめで、旨味の強いものだった、それも置いておく。
    今まで食った全ての刻みニンニクの内で、圧倒的一番に粗い。
    手で刻んでももう少し細かくなるであろう、刻みというより砕いたようなニンニク。それがザラザラと盛られている。
    ここまで大きいとニンニクもひとつの具材。ひときわ大きな欠片(ニンニク半分くらいのサイズ)をシャリとかじれば、スープの熱で少しホクッとしたニンニクが力をくれる。
    スープとの馴染みはほぼなく、食べ終わったあとにそこをさらうとレンゲいっぱいにニンニクが現れるとんでもない事態。しかし麺とヤサイの網にかかって引き上げられた時のニンニクの存在感はとてつもない。新しいニンニク料理の幕開けを見た。

    すべてが高水準な二郎系なのはそのままに、新しい衝撃をくれたマルキさんに感謝。ニンニクに特別な処理がしてあるのか、食後あまり爆臭が上がってこないのも嬉しい。しかし食った。麺量以上の満足感がある。すべてが満たされて無限の活力が得られそうだ。